1997年10月の



1997年10月1日
 ドラマガ見本誌が来る。前にもかいたと思うけど、著者だからと言ってそんなに早く本が手に入るわけでもないのだ。場合によっては今回のように発売日が過ぎてようやく届くことも珍しくはない。
 しかし今月号の表紙はサターン専門誌かと思ったぞ(笑)。来月はスレイヤーズだし、その次はソニックか(^。^;)。
 そんなわけで今月号のヨーコは光ちゃん初登場\(^^)/。まどかと光で『オレンジロード』かと言われそうだけど友人にそう指摘されるまで、全然気づかんかった(^-^;。
 ぱらぱらと読者欄を見ていて気づいたこと……。そうか、そうか。某ドラマタ魔導士はもう推定18歳なのか。ドラゴンjr.でヒロイン特集をやったときも、洋子が一番年下なもんで驚いたけど、こうしてみると洋子って案外、若い方なのか(除く サミー)?
 はっ!? すると、洋子ってドラゴンじゃロリィなキャラなのかぁ〜〜っ!?
(↑大馬鹿者)。

1997年10月2日
 歯医者にいく。奥歯に銀歯を被せてもらい,一段とサイボーグ化が進んだわしだ。
 なんか最近、仕事がそれほど忙しくなっていないにも関わらず、生活時間帯が目茶苦茶になってしまっている。ちょっと寝ようと思うと電話がかかってくるし……。
 いや、確かに夕方の6時に寝る方も悪いんだが……。

1997年10月5日
 今朝の新聞を読んでいたら、規制緩和に関する識者の対談とかいうものが載っておって、その中で元経済企画庁長官という人がこんな発言をしておった。
『任天堂のゲームは世界を席巻した。それはなぜか?規制がなかったからだ』
 ……あうあう(あしかじゃないよ)。
 いや、別に規制緩和には反対じゃないんですけどね(^_^;)。任天堂の規制が一番厳しいって事は、小学生だって知っていると思うんですけど。
 ゲームの表現はもちろん、発売本数やプログラムの内容に関してもね
(事実、V−RAMの中をいじるなというお達しがあった)。
 これは僕がゲーム会社にいたときの事だけど、多分、今も変わっていないと思う。
 まぁ、任天堂がそうせざるを得ない理由も分からないわけでもないけど言うことを聞いたからといって必ず成功するわけでなし、第一、それで失敗したからって任天堂さんが責任取ってくれるはずもない。
 政治家がゲームに関して無知なのは仕方ないとしても,どこがどんな規制をしているのかくらいはちゃんと調べて発言してほしいもんだ。
 こういう発言が独り歩きして、ゲーム業界があらぬ評価をうけてしまう事があり得るしね.例えば『セガやNEC、3DOがシェアを伸ばせなかったのは、ソフトの内容に規制を加えたため』なんて事になりかねない。
 規制緩和を促進するというのが趣旨のはずなのに、これじゃ逆効果のような……f^_^;ポリポリ。

1997年10月6日
 なんか久々に外出する。外出と言っても、秋葉原と御茶ノ水、神保町界隈っていうのが、ちとうすら悲しい(T_T)。
 でまぁ、神保町のゲーセン(タイトーの某直営店)で『ストライカーズ 1945 II』をプレイできたので、その感想などを……。
 なんか26万色同時発色の新ボードを使っているそうだけど、見た目の違いはそんなにない。
 まぁ、メカ物渋路線のシューティングだしね。
 んでもって、とりあえず新機体の「フライングパンケーキ」でぷれ〜い。
 この 「フライパン」は、メインショット、サブショット、溜め撃ちもみんなレーザー尽くし。
 動きは全機体で一番、早いらしいけど、制御できないほどではなし。サブショットがサーチレーザーで、勝手に雑魚を狙ってくれるので、とっつきは割りといいかも。ただ何か妙に溜め時間が短くて、うっかりするとすぐに溜め撃ちになってしまう。これが普通のゲームの溜め撃ちだったら問題はあまりないんだけど今回、撃ち込みに応じて溜め撃ちレベルが上がっていくため、うっかりするとせっかく溜めたゲージを無駄遣いしてしまう事になる。これはちょっと問題かも。
 ボンバーは全翼型爆撃機が2機登場して攻撃してくれるもの。敵弾を防いでくれるので使い勝手はかなりいい。ショットも全体的に強いし、わりと初心者向きかも。だけど得てしてこの手の機体は堅い敵や、雑魚の全方位攻撃に弱いという傾向があるから、後半ステージはつらくなりそう。
 んでもって初プレイは3面で終了。画面の上に「1(周目の)=3(面)」と出ているがちょっと(^_^;)。
 セカンドプレイは「フォッケウルフ Ta152」。タンク博士の設計した、ドイツ帝国最強のレシプロ機だ(ったと思う)。
 メインショットは割りと普通のショット。サブショットは貫通力のあるミサイル。溜め撃ちはシールドになる浮遊機雷(?)。ボムは大型ミサイルなんだけど、溜め撃ちも含めていまひとつ使いづらい感じ。
ボムは前作のサムライソードみたいな感じなんだけど敵弾を消してくれない。一応、ボムを撃った瞬間、機体が宙返りして無敵になるんだけど、場合によっては無敵が切れると同時に、敵弾の真っただ中に降下してしまう場合もある。
 サブショットが強いので、この機体に関しては、あんまりボムや溜めにこだわらない方がいいかもしれない。
 それでこの機体でも3面で終了。難易度も前作とあまり変わらないみたいですな。
 善くも悪くも前作からの大きな変更はないようなので、前作が好きだった人はとりあえずプレイでしょう。
 とりあえず全機種プレイしてから、何をメインで行くか決めますか。それにしても新製品なのに客付きが今一つ悪かったのが気になりますな。
 だけど、これのどこが日記だ(^^ゞ。

1997年10月12日
 ここんところ、日記が滞りがちだったので、最近あったことをまとめて書いて見るぞ。

  • 鈴鹿グランプリ
    やったね、アーバイン!! この一戦だけでファンは倍に増えたんじゃないか?まぁ、昔からのファン にしてみれば、やはり初優勝させたかっただろうけどね。
    なんかジャックは今回、モチベーションが落ちていたみたいだし、これで五分五分といったところかな。
  • 右京引退
    ここんところ、リタイアしても妙にさばさばしていると思ったら、こういう事だったのね(T^T)。
    右京は僕と同じ歳だし、作家デビューした年にちょうどF1にエントリーしたものだから妙に親近感があっ たんだよね。
    引退かぁ。別にレースドライバーをやめるわけでもないし、何かカートやインディに行くって噂もあるから、これからも頑張ってほしい。
  • 角川書店株式店頭公開取りやめ
    あんまり読者には関係ないことだけど、角川書店が10月30日に予定していた株式の店頭公開を取り やめたそうな。
    別に角川書店の問題というわけではなく、最近の株価の低迷が理由らしいんだけど、僕の手元には来月四日予定の『ザテレビジョン創刊十五周年並びに株式公開記念パーティのご案内』って招待状が来ているんですけど(^^;。
    まぁ別にザテレビジョン創刊15周年パーティでもいいんだろうけどさ。
    だけど、わしはザテレビジョンとは関係ないぞ(^_^;)。その上、角川書店名義で自分の本をだした事も無いし……(『ヨーコ』のコミックスは角川書店の発売)。
  • サッカー
    これはもう、フランスに行けなくても選手やサポーターの責任じゃないな。
    ジェフのオーナー会社の偉い人が、「日本のサッカーは世界から20年遅れている」といったそうだけど、協会は60年は遅れているね。早い話、戦前と同じ状態(~_~)。
    いっそ暇だろうから、オリックスの仰木監督か、ベネトンをやめたフラビオ・ブリアトーレをベンチに座らせて置いた方がいいんじゃない? その方がよっぽど選手は試合に専念できると思うけど……。

1997年10月14日
 月曜日に歯医者に行ったところ、今日の終わりかと思いきや、奥歯の根元に小さな虫歯があるとかで、来週、麻酔をかけて治療するそうな。
 今までは虫歯があるとは知らなかったのだが、あると言われると妙に気になり何か痛みまで感じてきた(;_;)。
 それと歯医者が言うには、歯を磨くときに力が入りすぎているらしいとかで、歯肉がめくれ上がり、歯の根もとの柔らかい部分が露出してしまっているそうな。
 確かに今までは「かたい」歯ブラシでガシガシ磨いていたからなぁ。
 そんなわけで、柔らかい歯ブラシで丁寧に磨いてみる……。
 磨いた気にならん(T^T)。
 まぁ、いいか。固いとの柔らかいので併用してみよう。
 今日はそんだけ。

1997年10月15日
 NASAの土星探査衛星『カッシーニ』打ち上げ成功\(^o^)/。2004年(だっけか?『ニュートン』の最近号が見つからないもんで……)が楽しみ(^−^)。
『カッシーニ』にはプルトニウムを燃料とする電池が積まれていて、環境保護団体がそれに反対して抗議行動を起こしていたんだよね。まぁ、抗議する気も分からないではないが、なぜに有人宇宙船の時は危険だと抗議しないんだろうか。素朴な疑問……(?_?)。
 事故によりプルトニウムがまき散らされるのを危険だというのは分かるけど、宇宙飛行士が何人死んでも彼らには関係ないんですかね?
『カッシーニ』と言えば、ファンタジア文庫の『ロケットガール』シリーズで著名なSF作家野尻抱介さんのホームページを覗いていたら、こんな一文がありました。
「タイタンを舞台に好きかって書けるのも今のうちです」
 ……書かなきゃ(゜゜;)(。。;)。……何を?→わし(^。^;)。
 野尻さん、勝手に引用して申しわけありません<(__)>

 そういえば角川の株式店頭公開&ザテレビジョン創刊15周年記念パーティやっぱり予定通りやるみたいね。封書が来ていた。
 まぁ、いまさらやめられんわな。

 &本屋でファンロードをつらつらと立ち読みしていて、ふと気になったこと……。
 今月号の(前略)ファンタニカは、ゲーム特集だったんだけど、その中の藤堂香澄(『キングオブファイターズ’96』)の項目に、「CDドラマでバニーガールをやっていた」というのがあったんですわ。
 バニガ……(・。・)? 
 古武術使いの女の子でバニーガールって、何かどこかで聞いたことがあるんですけど(^。^;)。
いや、まぁ読者の手紙にも、香澄と『ヨーコ』の綾乃って似ているって指摘もあったし、実際、僕もネタには使ったんだけど。
 ……これって偶然の一致(^^;?
 どうなんでしょう、SNKさん&CDドラマのシナリオライターさん?
 多分、CDのシナリオライターさんの趣味なんだろうけど……。
 実は『ヨーコ』をやっていた人が書いていたりして(^_^)。
 真相をご存じの方、メール求む(^^;!!

1997年10月17日
 ファミ通とサターンファンを買う。ファミ通の記事で任天堂の宮本茂氏がなかなか鋭い事を言っておった。
「今は(中略)ゲームは流行っていないんですよ」
 その通りである。まぁ、その責任の一端は任天堂にもあるけど(^_^;)。
 善くも悪くも業界のリーダーシップを取る立場にいたんだから、この状況に責任がないとは言えないはずだぞ。
 ただまぁ、その理由というのは人それぞれで、僕の友人で某ゲームメーカーで広報をしていた人は
「みんなゲームに飽きてきたのかもしれない」
 と、言っておったが、僕はちょっと違って
「もともとゲームが好きな人間はそんなにいなかった」
 てな考えなのである。
 まぁ、真実がどうこういう問題じゃないんだけどね。
 同じくファミ通の記事で驚いたのが、任天堂を退社した、横井軍兵さんが事故で亡くなっていたということ。これまでにも色々と実績を残されてきた方だけに、任天堂を離れてどんな事をしてくれるのかと楽しみにしていただけに非常に残念です。
 ご冥福をお祈りします。

 ……で、話は変わってサターンファン。別に興味はないんだけど『センチメンタルグラフティ』の記事をつらつらと読んでいたら……。
 山本……? 格闘ゲームで乱入してくる相手を次々とKO? おまけにボブヘアー。
 ……この前の香澄ちゃんのバニガ以上に、何か豪快に聞いたことがあるんですけど(^_^;)。
 るりかちゃんって、名古屋在住の足立区民じゃないの?
 じゃあ、ためしにるりかちゃんの耳もとで叫んでみましょう。
 さぁ、皆さんご一緒に……\(^◇^)/。

『この猫娘(^・・^)〜〜っ!』(林原めぐみさんの声で読むとさらに効果的です)。
ピュ〜.........(((((((;^^)

 でも、アニメ版『ヨーコ』の製作元ティーアップさんと、『センチ……』の開発元って、知らぬ仲じゃないらしいから、案外、偶然じゃないかも……(^^;。
『センチ……』ファン、るりかちゃんファンの方々、申しわけありません<(__)>。





1997/12/18更新