1998年01月の



1998年1月1日
 ……そういうわけで、とうとう1997年が明けてしまった。
 喪中なものだからして、これといってやることも無いのだが、毎年やっているように初日の出を拝みに行く。
 毎年と言ったが、実のところ去年は家庭の事情でそれどころではなく、初日の出を拝みに行くのは、2年ぶりという事になるのだ。
 しかし今日は薄曇りで空は明るくなったものの、日の光は見えず。やむなくあちらこちらほっつき歩いて帰ってくる。
 そのまま家に戻り、食事をして爆睡。結局、そのまま夜まで寝てしまう。
 初夢は掲示板の方へ書いたのだが、実のところ初夢よりも昨年暮れの大みそかに見た夢の方が格段に面白かったのである。
 最初はなぜかホテルの一室で風呂につかっていたのだが、風呂のお湯がぬるくてどんどんお湯を入れているあたりは覚えている(事実、非常に寒かったのだ)。
 どうも職業柄なのか、私の夢は時々、一人称から三人称に変わったりするだが、この時もその直後からいきなり三人称に変わって行ってしまったのだ。
 なぜかそのホテルに泊まっているのは、SNKの格闘ゲーム『キングオブファイターズ』シリーズの京サマばりの二枚目で、それもなぜか腕利きのコックらしいのだ。
 そこになぜか『ビストロS○AP』で、SM○Pに料理を教えているというコックが現れ、その京サマばりの二枚目コックに「TV番組でテンプラをあげてくれ」と頼むのである(そこのあなた、笑わないように)。
 しかしその京サマばりのコックは、どうもそのSMA○に料理を教えているコックとは因縁があるようで、それを断るのだ。
 すると二枚目コックの友人?が現れて、お前は家宝のテンプラ鍋(笑)を売ろうとしているそうだが本当か? と問い詰められる。
 そのテンプラ鍋はどうも、普通のテンプラ鍋とは違う、特殊な鍋らしいのだ(笑)。
 それを聞いた京サマばりの二枚目コックは、激怒して叫んだ。
「それはどういう事だ? そうか、あいつだな!? 畜生、俺がテンプラを揚げないから逆恨みしやがって!! よし、そういうことなら正々堂々、テンプラを揚げてやろうじゃねぇか!」
 おおっ! なんだかよく分からないが、燃える展開!
 しかしありがちとはいえ、その直後に目が覚めてしまった。
 う〜〜、悔しい! 続きが見たい(笑)!!
 しかし私はと言えば、これまた職業病と言うべきか、そんな夢を見ながらでも、
「う〜む、しかし高校生くらいの二枚目が主人公の料理ものというのはちょっとなかったな。料理ものといえば、主人公は大抵、オヤジか子供。『ザ・シェフ』は二枚目だが、やはり大人だしな。う〜む、う〜む。これはねらい目かもな」
 と、考えていたのだ(笑)。
 しかし美少年料理もの(笑)は、まじでねらい目かもしれん。
 妙齢の美少年同士が、料理を通じて戦い、そして友情を深めるのだ(爆)。
いおりん「鍋を見る度、思い出せ!」
京サマ 「スープが甘いぜ!」
 んでもって、両家の600年の因縁をかけて、対決するのだ。
 なぜか料理で(笑)。
 無論、裏では怪しげな組織が暗躍して世界を征服しようとしていたり、いにしえの伝承を受け継ぐ謎の美女なんてのも現れたりするのだ。
 当然、みんな料理絡みで!
 う〜ん、凄すぎる(^^;。
 でも小説向きじゃないかもしれないなぁ。どっちかというとマンガ原作だね。
 どこかで書かせてくれないかなぁ?
 そういえば、京サマの決め台詞に「食らえ!」ってのがあったな。
 どこかで「食らエ!」といった京サマが、何か料理を出してくるパロディマンガも見たことが有るような気がする。すると夢の元ネタ?は、案外そんなところに有るかもしれないな。
 ……しかし、途中から全然、日記じゃなくなってしまったので、一応、最後には日記らしくしめよう。
 夜になって起きてみると、ポストに赤石沢さんからの封筒が。昨年暮れのコミケに出した同人CD−ROM画集を送って下さったのだ。
 赤石沢さん、有り難うございました<(__)>。
 それと年末ドリームジャンボ宝くじは、下一桁以外は全部外れていました(;_;)。






1998/01/03更新